BIG5
ゲームドライブの目玉と言えば、BIG5!!BIG5とは、アフリカに生息する『危険な動物ランキングTOP5』のこと。 また、ハンターが捕獲するのが難しく、畏敬の念を表す動物だそうです。 アフリカ各地域によりBIG5のメンツは多少のいれかわりがあるそうです。ボツワナではライオン、ゾウ、サイ、レパード、バッファロー。ボツワナ北部地域はゾウとバッファローの遭遇率が非常に高く、国道にも出てくる事があります。
旅行者から聞いた話では某アフリカの国では動物の乱獲・難民が食べちゃうっていう現状のおかげで野生動物が人間を怖がり人がくると隠れてしまう場所もあるんだとか。ボツワナは国の方針でかなり野生のまま保護しているため、ゾウにいたっては隠れるどころか超強気に威嚇や攻撃してきたりします。タンザニアやケニアのように人が多すぎる(ライオンのまわりが大渋滞)サファリということもなく、南アの人に言わせれば人が手を加えないという方針のボツワナは素晴らしいだとか、そういった意味でボツワナのサファリはオススメです。
※名前表記は、日本語名(英語名/ツワナ語名)となっています。



1. ライオン(Lion/Tau)
言わずと知れた百獣の王です。 オスは、プライド(群れ)の中で、主に外敵をの駆除を行なう。たてがみが立派。成長期は兄弟同士オスだけで暮らす。でも、狩りをするのは、メスが中心。狩りは、何頭かで集団で行い、その中での役割分担も決まっているそうな。ボツワナにいるライオンはたてがみの黒いライオンが多い。モレミゲームリザーブ、チョベ国立公園で見たという話は多く、そこそこ遭遇率が高いと思われます。



2. ゾウ(Elephant/Tlou)
ゾウを見るならボツワナ。何てったってゾウ密度は世界一! かなりの高確率で見ることが出来るが、凶暴なのでご注意。メスなんかは子どもを守るために、車に突進してきたりします。ガイド曰く、そのために毎年、亡くなってる人もいるとか。下手な刺激は与えない、が鉄則。


3. サイ(Rhino/Tshukudu)
乱獲の影響で、国内でサイが見られるのは、モコロディゲームリザーブ、カーマライノサンクチュアリ、モレミゲームリザーブ、ジュワネンゲームパークだけの様子。写真上がよく見る、シロサイ(White Rhino)クロサイに比べて、身体が大きく、口の幅が広いのが特徴。これは、シロサイが地面付近の草を食むのに適している。下が、クロサイ(Black Rhino)レッドリストで、絶滅危惧種に指定中。ボツワナでは、カーマ・ライノ・サンクチュアリで見ることができる。シロサイよりも、身体が小さく、尖った上唇を持っているのが特徴。これで、若葉や新芽を摘んで食べる。性格は、シロサイよりも攻撃的。


4. バッファロー(Buffalo/Nare)
和名では、水牛。名前の通り、水辺に群れで生活し、泥浴び、水浴びを好む。オス、メスともに、半月形の大きな角を持つ。でも、この角…なんかねぇ、残念。パーマかけたおばちゃんとか、音楽室で見るベートーベンの写真とか…そんな風に見えませんかね?オスの角の方が、太く厚い。あぁ、ぶちゃいく。


5. レパード(Leopard/Nkwe)
和名では、ひょう(豹)ネコ科哺乳類で、黄色地に梅花模様の黒斑がある。チーターより手足が短いのが特徴。捕獲した獲物は、木の上に引き上げて食べる。群れを形成せず、単独行動の夜行性なので、なかなか見るのが難しい。



番外編 カバ(Hippopotamus/Kubu)
ボツワナではBIG5に入っていないが、他地域でバッファローとコンバートされることがある模様。草食ながら、何気にアフリカでの殺人率No.1だとか言われており、危険度高い生き物。日本のキャラクターでよくゆるい感じの設定にされているせいで温和なイメージがあるが、テリトリーに対する意識が強く、とんでもなく凶暴。体が大きく体重1.2トン越え、水中に5分くらいもぐれる。眼光も鋭くて怖い・・・でもお肌は乾燥と紫外線に弱いため一日のほとんどを水中で過ごしているというデリケートな一面もある。チョベ国立公園での遭遇率はめちゃ高い。