簡単!!誰でも作れるパパタ レシピ
パパタはボツワナでポピュラーなパンです。 ボツワナ人はティーブレイク(朝10時にお茶する時間をとるのが一般的、朝食を家で食べずにこの時間に補給する人多し)の時には、だいだいパパタを食べています。 シンプルで飽きの来ない味です。
材料
強力粉(Bred Flour) マグカップ山盛り1杯~1杯半 or 全粒粉の小麦粉(Brown Flour)マグカップ山盛り1杯~1杯半

発酵させたい方 ドライイースト 小さいスプーン1杯半
発酵させない方 ベーキングパウダー 小さいスプーン1杯半

塩 少々
砂糖 小さいスプーン1杯程度
ぬるま湯 マグカップ1杯ほど用意しておくとよい

※協力隊員生活をリアルに再現するために計量はいたしません。あしからず。強力粉を使用すると白いパパタ、全粒粉は茶色がかったパパタになります。
作り方
①ボールに小麦粉を入れ、ドライイーストまたはベーキング パウダーを入れます。塩と砂糖もいれ手で軽く混ぜ合わせます。

②ぬるま湯を少しずつ加えながら、混ぜ合わせる。  生地の様子をみながら、ぬるま湯の量を調節しましょう。  あまりべたつきすぎるようであれば、小麦粉を足します。

③生地がまとまったら手前から向こうに折りたたむようにこねる。  300回(15分くらい)こねる。

④だんだん小麦粉が手に付かなくなってきます。 生地の端を両手で2㎝くらいの感覚を開けて、つまんで持ち上げ ます。 生地がそのまま薄く伸びればOK。 ボトッと落ちたら、こねが足りません。もっと練りましょ。

⑤ドライイースト使用の場合
ボールにお皿やラップで蓋をし、乾燥しないようにしま す。 一回り大きなボールを用意し、40度くらいのお湯 を張ります。 その中に生地の入ったボールを入れて、 1時間発酵させます。 発酵後、生地は膨らみますの で、形を整える前に、 生地の中心に向かってパンチ を繰り出します。 発酵させた場合、ガス抜きが必要 ですので、必ずパンチ一発お見舞いしてください。

⑤ベーキングパウダー使用の場合
ボールに蓋をし、乾燥しないよう30分~1時間置きます。 すぐ食べたいせっかちな人は置かずに、⑥へGO!!

⑥生地をボールから取り出し、ホットケーキのできあが りの様な形にします。円形で2㎝くらいの厚みに平べっ たい形にします。

⑦熱したフライパンに焦げ付き防止のため、小麦粉を 振るいます。生地をフライパンに乗せ、蓋をします。 きつね色になったら裏返し、もう一方の面も焼きます。

⑧両面きつね色になったら、できあがり!!

応用
パパタの生地をお好みでテニスボールから ソフトボール大の球状に丸め、油で揚げれば マグィーニャになります。  油で揚げずに、蒸し器で蒸すとマドンビになります。 パパタやマグィーニャは店によって大きさが異なります。 自分の好みの量で小麦粉の量は調整してください。 たくさん食べたい人は小麦粉をマグカップ2杯や3杯で、 挑戦してみてください。

女性隊員必読!!
全粒粉の小麦粉は小麦胚芽も一緒に挽いています。 小麦胚芽にはLシステインという物質が多く含まれてい ます。Lシステインの役割は、シミ・ ソバカスの原因、 メラニン色素の生成をするメラノサイトという細胞の活動 を押さえます。アフリカに暮らし、日焼けによるシミ・ ソバカスに悩む女性隊員にはLシステインを多く含む 全粒粉(Brown Flour)の使用をお勧めします。 パパタ1個で一日のLシステインの必要摂取量240mgはカバーできます。
(このページの情報は旧ハーペウェブサイトより頂きました。)