ゲームのできる場所
ボツワナでゲームができる場所まとめ。ゲームとは車やボートに乗って野生動物のいる場所を巡り動物を見ること。
ボツワナは政府が動物保護に対して積極的で極力人工的なことをしない。(というか、できないんだろうけど 笑)南アのように人工的なウオーターホールを作って動物をおびき寄せいたりしないし、肉食動物のまわりにサファリ号がたまって大渋滞するケニア、タンザニアとは一線を画している。南アではライオン繁殖させ、多すぎると殺しているんだとかなんとか。ほんとかどうか知らないけど、そういう批判をたまに聞く。そういうマニアに人気のボツワナ。
サファリベストシーズンは乾季(6〜8月頃)。雨が降らず冬なので気温が低めで過ごし易く、木々が枯れるため動物が発見しやすい。雨季(10月〜3月頃)は野生動物が子供を出産し育てている時期なのでセンシティブになっており見つけても子連れはすぐ逃げてしまうため動物はみにくいとされているが、ボツワナはあまり人工的なコントロールをしていないせいか、どちらのシーズンも運が悪いと全然見れないし、運が良いと雨季でもすごく見れたりするので一概には言えない。


1)Moremi Game Reserve
モレミ・ゲームリザーブ

オカバンゴデルタの一部に位置する、動物が半端なく見れるゲームリザーブ。ボツワナで最も、世界的にも評価が高いであろうゲームリザーブだが、フライトインする高級サファリかorマウンからモバイルサファリを手配しなければならない点が日本の観光客にはちょっとハードルが高いのが難点。現地の日本人業者がいるのでそこに依頼するのが無難。隊員ご家族は隊員に依頼してください 笑
手配などについて詳細はオカバンゴデルタ参照>
写真:モレミゲームリザーブ1日ドライブで見れた動物たち>
内部に宿泊するオーバーナイトプラン(1泊2日モバイルサファリ)がオススメ。やはり動物は朝晩見れるのと、夜は野生動物の鳴き声うめき声をきいて過ごす方が面白い。

目撃された動物情報:ゾウ、バッファロー、ライオン、シロサイ、レパード、チーター、ワイルドドック、ハイエナ、セーブルアンテロープ、キリン、カバ、レッドリーチェウ、シマウマ、イボイノシシ、インパラ、スティーンボック、クドゥ、ヌー、ササビー、ジャッカル、クロコダイル


2)Chobe National Park
チョベ国立公園

ボツワナの最北部にあり、ザンベジ川に接している国立公園。世界一ゾウ密度の高いボツワナにおいて、もっともゾウの見れる場所。通年を通してゾウが見れる。近くの町カサネでは、道を普通に横断しているゾウを見ることがある。つまり危険なので気をつけよう。 カサネの各ロッジからモーニングドライブ、サンセットクルーズ、日帰りゲームドライブという定番アクティビティが運行しており、日本人観光客にも旅行し易い。ビクトリアフォールズに日帰りプランでカサネから行けるのも便利なため、日本の旅行者にはこちらのが有名。
ちなみに、Chobeと一口に言っても、4つのメインエリアがあり(Chobe river front,Savute,Nogatsaa,Linyanti)、モバイルサファリや自力で入る場合は何を見たいかによって、行き先を選ぶのが良いと思われる。
チョベ参照>

目撃された動物情報:ゾウ、バッファロー、ライオン、レパード、ワイルドドック、ハイエナ、キリン、カバ、レッドリーチェウ、シマウマ、イボイノシシ、インパラ、スティーンボック、クドゥ、ヌー、ジャッカル、クロコダイル、ウォーターバック


3)Tuli Block and Northern Tuli Game Reserve
チュリブロックと北部チュリゲームリザーブ

ジンバブエと南アフリカ共和国に接したボツワナ最東端のゲームリザーブ。Limpopo川沿いに広がるこの地は、ボツワナの一般的な地形と大きく異なる。何てったって、赤茶けた岩がゴツゴツしている。そこを四駆でよじ登る感じ。ハラハラドキドキすること間違いなし。レパード等肉食獣も見ることが出来る。
リザーブといってもボツワナ政府が運営していない私設のリザーブ。チュリブロックはプロット毎にオーナーがかりあげてロッジを経営するのでリザーブというより個人のゲームファームに近い。ほぼボツワナ国外からの経営者が多く、別世界。 ロッジはオカバンゴ、チョベに次ぐラグジュアリーロッジと言われている。オカバンゴほど高くない価格で良いサービスが受けられる穴場。
チュリ参照>

目撃された動物情報:ゾウ、ライオン、レパード、ハイエナ、キリン、シマウマ、イボイノシシ、インパラ、スティーンボック、クドゥ、ヌー、ジャッカル、クロコダイル、クリップスプリンガー、ダジーズ、ウォーターバック、ダチョウ

4)Central Kalahari Game Reserve
セントラル・カラハリ・ゲームリザーブ

ボツワナのど真ん中にある、ボツワナ一大きい国立公園。その大きさ、52800平方キロメートル。乾季には不毛の大地となるこの地には、雨季に訪れるのが正解。北部のデセプションパン付近に動物は集中している。北部はマウンからモバイルサファリを手配できる。南部はデブスワナのマインなんかを作り出していたり、ブッシュマンの村が点在していたりする。 セントラルカラハリゲームリザーブの下にクーツェゲームリザーブがあり、自由に行き来できるようになっている。 ラッキーだとカラハリライオンやゾウが見れる。
CKGR参照>

目撃された動物情報:ゾウ、ライオン、レパード、ハイエナ、キリン、スティーンボック、クドゥ、ジャッカル、ゲムスボック、ヌー、スプリングホック、ダチョウ
5)Khutse Game Reserve
クーツェ・ゲームリザーブ

CKGRの下にあるリザーブ。CKGRとの出入りは自由。明らかにクーツェ一帯に移動しているライオン一家がいるらしく、運が良ければ野生のライオンが見れる。ハボロネから300km程度のため、1泊2日で来れる距離という便利さも魅力。四駆限定。
目撃された動物情報:ライオン

6)Kgalagadi Transfrontier Park
カラハリ・トランスフロンティア・パーク

ボツワナの南西にある、南アフリカ共和国と共同で運営されているパーク。 パスポートなしでも両国を自由に行き来できる。 ボツワナ国内で唯一見られる赤い砂丘に、ゲムスボックなどの動物が美しい。ライオン、チーター、レパードなどもたくさん生息する。 南ア側の旅行社がモバイルサファリを手配している。自力で行く場合はボツワナ側と南ア側別々で予約をとらねばならなく若干面倒。
KTP参照>

目撃された動物情報:ライオン、レパード、チーター、ゲムスボック、スプリングホック、レッドハートビースト、キリン、ヌー、ダチョウ
7)Nxai Pans National Park
ナイパン国立公園

Makgadikgadi Pans National Parkのすぐ上に位置する国立公園。パン(塩湖)のほとりにあるBaines’s Baobabs(バオバブの木)が有名。草食動物だけでなく、肉食のレパード(豹)なんかも見れるらしい。
グエタのロッジにサファリを依頼するか、マウンのサファリ会社にモバイルサファリを依頼する。
目撃された動物情報:ゾウ、シマウマ、インパラ、ヌー

8)Nata Bird Sanctuary
ナタ・バード・サンクチュアリ

鳥の楽園。鳥を見るためのサンクチュアリ。ある時期になるとフラミンゴやペリカンが飛来する。他にも冠鶴なども見れるらしい。かこわれた地帯にヌーが住み着いている。ナタロッジなどナタ周辺のロッジから3時間程度のドライブがアクティビティとして用意されている。
ナタ参照>

目撃された動物情報:ヌー、ダチョウ、フラミンゴ、ペリカン、冠鶴
9)Makgadikgadi Pans National Park
マカディカディパン国立公園

塩湖の北西部にある国立公園。雨季には、シマウマやヌーの大移動が見れるんだとかという話。グエタのロッジにサファリを依頼するか、マウンのサファリ会社にモバイルサファリを依頼する。

目撃された動物情報:ヌー、シマウマ


10)Khama Rhino Sanctuary
カーマ・ライノ・サンクチュアリ

ボツワナ最大の村で、初代大統領の誕生地でもあるセロウェから25キロにあるサイの保護区。シロサイ、クロサイが敷地内に生息している。たまに繁殖しすぎて新聞に「シロサイ売ります」広告が出ている。他北部のゲームリザーブがお買い上げするらしい。レパードも最近は目撃されている。ハイエナもいるらしい。
セロウェからレタカネ方面に向かうバスに乗車、サンクチュアリのゲートでドロップオフしてもらうようにドライバーとコンダクターに依頼する。ゲートは国道沿い。帰路はサンクチュアリのスタッフに交渉してセロウェまでのせてもらう。(お金は払ってね。) サンクチュアリ自体はセロウェと野生動物局の共同管理されていて、ゲームドライブやシャレー、キャンプサイトは予約制。内部での移動(レセプションからキャンプサイトまでなど)も手配してくれるので四駆や車で行く必要がないのが便利。予約などは下記サイトよりする。
Khama Rhino Sanctuary>

目撃された動物情報:クロサイ、シロサイ、レパード、ゲムスボック、レッドハートビースト、シマウマ、インパラ、キリン、ヌー
11)Gaborone Game Reserve
ハボロネ・ゲームリザーブ

なんとビックリ、首都ハボロネのど真ん中にあるゲームリザーブ。首都の中とはいえ、広さ500平方キロメートル。肉食獣はいないが、 のんびりピクニックするには、最適の場所。週末はここでブライ(BBQ)するボツワナ人で賑わうらしい人気のスポット。ボツワナ大学の卒業式のあとの飲み会はココでやるらしいとか。

目撃された動物情報:シマウマ、ダチョウ、イボイノシシ、インパラ


12)Mokolodi Nature Reserve
モコロディ・ネイチャーリザーブ

これまた首都ハボロネから車で20分の近さにある私設のゲームリザーブ。レストランやお土産屋、宿泊施設も併設されており、カンファレンスや結婚式なんかもできる。
マウンテンバイクでのサファリやナイトドライブなどのアクティビティが充実している。以前はチーターに触るアクティビティがあったが、数年前にチーターが亡くなってしまったらしく現在(2016年2月)は準備中になっている。
オススメのアクティビティはライノウォーク。サイをガイドとともに徒歩で探すアクティビティで、今の所、やった人は全員サイに遭遇できている。遭遇するとサイとの距離はめちゃくちゃ近い。ゲームドライブもついているため、モコロディの様々な動物に遭遇できる。状況によるが、サイに逃げられたとき等はかなりハードなウォーキングになるので健脚のみにオススメ。でも遭った時の感動は倍増。終わったあとに軽食がついてくるのもナイス。
予約や他アクティビティについては下記サイト参照。
Mokolodi Nature Reserve >

目撃された動物情報:シロサイ、カバ、エランド、クドゥ、キリン、シマウマ、ダチョウ、イボイノシシ、インパラ
13)Jwana Game Park
ジュワナ・ゲーム・パーク

デブスワナが運営するダイヤモンド鉱山の周りにあるゲームパーク。入園料は無料だが、デブスワナの社員証(誰か1人で良い)が必要。また、セルフドライブのみのため、四駆でないと厳しいなど、微妙にハードルが高い。工場バックになる一にウォーターホール作る等、ボツワナとは思えない演出はさすがデブスワナ。
目撃された動物情報:シロサイ、キリン、シマウマ、エランド、ゲムスボック、インパラ、スプリングボック、スティーンボックなど
14)Orapa Game Park
オラパ・ゲーム・パーク

同じく、デブスワナが運営するダイヤモンド鉱山の周りにあるゲームパーク。自前の四駆で行かなければならない。 ダイヤモンド鉱山関係者のみが住む街、オラパ自体に入るのにデブスワナのレジストが必要。カーマライノサンクチュアリのガイド曰く、シロサイお買い上げしたのはここのゲームパークらしいのでシロサイはいるはず。
(このページの情報は2016年2月のものです)